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今、大ブームの”いきなりステーキ”を展開するペッパーフードサービスの2014年2Q決算説明会資料を紐解く

今、大ブームの”いきなりステーキ”を展開するペッパーフードサービスの2014年2Q決算説明会資料を紐解く

いきなりステーキお店

今大ブームの”いきなりステーキ”を展開するペッパーフードサービスの2014年2Q決算説明会資料を紐解きます。なお以前に私はペッパーフードサービスに関する考察記事を書いておりまして、その記事を踏まえた考察となっておりますので、以前に記事についてご覧になられていない方はご一読いただけると幸いでございます。
(以下の画像は同社決算説明会資料より、考察のため抜粋しております。)

明らかになったいきなりステーキの実力

ペッパーフードサービス2014 2Q決算説明会資料1
まず、2014年上期の振り返りを改めてしましょう。2014年上期(1~6月)は売上が35.8億円(前期比+32.6%)、営業利益が1.58億円(同+30.9%)とこれまでの実績を大きく超過致しました。

既存含め前期比+7%と好調に推移致しましたが、やはり一番の要因は大ブームのいきなりステーキを擁する”レストラン事業”が牽引しております。控除前の営業利益(セグメント利益)が約4.4億円に対して、いきなりステーキが占める金額は約0.5億円。4店舗で既に10%の営業利益(セグメント利益)への貢献となっております。
※セグメント利益を併記しました。

この会社のセグメント利益の考え方がわかりませんが、いきなりステーキ事業の黒字化が相当に早い印象です。償却などが今後出ますので何とも言えませんけど、増資のIRで明らかに成りましたが、いきなり事業は概ね1店舗35百万程度の出店費用のようですので、売上が1ヶ月で20百万前後出る現状であればリクープも相当早いのかなと。

その他で気になったのは、全事業が右肩上がりにも関わらず、海外のフランチャイズ事業が前期比マイナスな点です。ちょっと海外のフランチャイズ事業についてマイナスになっている要因が見当たらなかったので、ここは引き続き注視。
→短信に中国やタイの情勢不安と言う指摘をtwtterでいただきました。

では、肝心の下期を見てみましょう。

ペッパーフードサービス2014 2Q決算説明会資料2
ペッパーフードサービス2014 2Q決算説明会資料3

【ペッパーランチ事業】

同事業については下期売上24億円と前期比+7%と上期並みの売上を見込む計画のようです。この売上が達成さると通期では売上46.3億円程度となります。

以前、私が考察した記事では同事業を45億円で見積もっておりましたので約1億円の乖離があります。

ではこの+7%が達成来出来るのかという点ですが、同事業の売上構成比40%超を占める直営店・委託が前期比で+2店舗(13年下期42店舗→14年2Q44店舗)ありますので、無理ではない水準と判断します。

先ほど記載した海外の状況も併せて月次でシンプルに判断すればいいでしょう。

【レストラン事業】

さて、問題はここです。この事業の成長が今期以降のペッパーフードサービス社の成長を牽引しますので、この事業の業績をしっかり見て行く必要があります。

下期売上は約32億円。私の以前の考察では最低33億円としておりましたので、先ほどのペッパーランチ事業の約1億円の乖離を考慮すればほぼ同じような責任数字となりました。

約32億円の売上のうち、21億円弱をいきなりステーキで、その他事業で10億強作る計画のようです。これは私の前回の考察の数字とほぼ同じ数字ですが、今回の決算説明会資料で前回の考察時には無かった新たな事実が判明致しました。

■下期レストラン事業内訳
・直営事業・・・28.1億円(前年6.8億円)
・FC事業・・・ 3.7億円(前年0.6億円)

ここが最大のポイントかと思います。FC店で3億円の売上増加を見込む計画です。おそらく、この増加分はいきなりステーキのFCからの収入を見込んでいるのだと思います。

しかし、いきなりステーキの売上ロイヤリティは5%とのことですので、単純に売上ロイヤリティだけで3億円の増収を見込むのであれば、FC店での売上が60億円ぐらいが必要となり、少し現実的ではありません。

ここから先は推察になりますが、いきなりステーキのFC開業には約44百万必要とのことですので、ここから一部何かしらの項目が売上として貢献してくるのではないでしょうか。

調理器具なのか、食材なのかソースなのかわかりません。しかし3.7億円という現実的な売上を立ててきたことや、いきなりステーキの大阪10店舗の出店がプレスリリースされていること、下期のFC出店計画は11店舗であることから、この売上は想定していい売上と判断しました。

当然リスクとしては出店の遅れと売上の予算未達となりますが、これも出店状況と月次を確認して行けば良いでしょう、

(関連記事)
フランチャイズを募集するサイトにいきなりステーキの情報を発見したよ!

まとめと再度下期見通し比較

ペッパー2014年下期売上見込み比較

私の前回の試算では通期で約5億円ほど足りない試算でした。今回下期分で比較したところ4.5億円の乖離。四捨五入以外の乖離要因はペッパーランチの既存店を私が弱めに見積もった(100~110%で中央値)による1億円ちょっとと、レストラン事業のFC収入3億円分ですので、予想自体はほぼ想定内の数字であったと思います。

今回FCからの3億円が明らかになりましたので同社の売上見込み達成については以前よりクリアになったかと思いますが、最後に一つだけケチをつけます。いきなり事業直営での21億円は私の考察だと残りの店舗が30席以上の店舗ばかりで、しかも10月にはほぼ出店が終わり、既存のいきなりステーキの店舗も現在の売上を維持するという簡単ではない見込みとなります。
(直営ではなくいきなり事業全体でしたので訂正しました。)

引き続き月次や出店状況には注視が必要であることには変わりませんが、今期見通しの92億円の内訳はクリアになりましたので以前より投資しやすい環境になりました。また想像以上の黒字化が早そうないきなり事業に可能性も更に感じておりますので、引き続き追いかけたいと思います。

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