100man1oku|サラリーマンが株で100万円を1億円にするブログ

100man1oku|サラリーマンが株で100万円を1億円にするブログ

飲食・小売り業はユーザーに価格転嫁出来ている企業だけ狙うべき

飲食・小売り業はユーザーに価格転嫁出来ている企業だけ狙うべき

牛丼

日銀の黒田砲が炸裂したハロウィンも終わり、いよいよ年末の足音が近づいて来ています。今年度の決算もかなり出始めましたので、「勝ち組」と「負け組」が出て来ています。

これは「戦略」がうまく行っている企業とうまく行っていない企業の差かと思います。

価格転嫁が出来ているか

牛丼戦略

牛丼がわかりやすいので、牛丼で考えてみます。

松屋と吉野家が増税に伴い、2014年4月から値上げを行いました。そしてすき家は逆張りの値下を行いました。そして、特徴的なのは松屋でして吉野家・すき家が単純に値段を増減させたのに対して、松屋は「メニュー刷新」という合わせ技での値上げを行いました。

2014年4月牛丼価格変動

■すき家 280円→270円(−10円)
■吉野家 280円→300円(+20円)
■松屋  290円→380円(+90円)

まず、市場の背景は既に皆さんもご承知の通り、「人件費の高騰」「材料価格の高騰」「円安」のコスト面のインパクト、そして消費増税UPによる売上面のインパクトがありました。

すき家はおそらく売上面のインパクトを考慮し、値段を下げる「逆張り」を行い、松屋と吉野家はコスト面のインパクトを考慮し「順張り」である値上げを行ったものと思われます。

日経新聞によると牛丼の卸売り価格はキロ辺り1年前の倍近くまで高騰しているようですので、足元では客足の増減よりもコストの増加の方の影響が大きく、順張りを行った松屋と吉野家が好調と行っても良いでしょう。

うまかった松屋の「見せ方」

3社の中で、一番好調なのは「メニュー刷新」という合わせ技で最大限の値上げを行った松屋であると私は考えます。

これは単純に既存の製品について増税・コスト増による値段の増減という「見え方」から、『良い牛飯』にするので値段を上げるという「見せ方」をした戦略勝ちであると言えます。

「牛めし」というブランド価値を毀損させませんでしたし、3社の中で違う戦略を取った事で適度にバズリましたのでマーケティングの面でもプラスに作用したのではないでしょうか。

政府はインフレを狙うのだから・・・

単純に政府はインフレをしたがっています。デフレ下で有効だったローコスト・ロープライスは現在の環境下では「逆張り」の戦略であると言えます。逆張りがすべて間違いとは言いませんが、逆張りは他社と差別化出来るぐらいの何かがないと成立しないかと思います。

勝ち組小売り業である7&i HDやファーストリテイリングなどは既にローコスト・ロープライス戦略から脱却し、一足早くユーザーへ価格転嫁するための理由付け(品質向上)と共に値上げをしています。

この辺りはさすが勝ち組企業ということで、他社よりも動きが早いなと思うとともに、これから投資する先についてはユーザーへ価格転嫁が出来ているかどうかを見極めたいところです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
Return Top