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U-NEXT(ユーネクスト・9418)、MVNOを拡大へ

U-NEXT(ユーネクスト・9418)、MVNOを拡大へ

ユーネクスト宇野

【img via U-NEXT IR

今週、新たに上場したU-NEXT(ユーネクスト)について私が初値に強気だった理由を解説します。

強気だった理由としてはまず、株主環境が良かった事が上げられます。代表の宇野 康秀 (うの やすひで)氏はご存知の通り、USENの筆頭株主で元ヒルズ族の親分的存在です。インテリジェンスの創業者でサイバーエージェントの藤田氏の師匠的存在でもありました。

その宇野氏の資産管理会社であるUNOホールディングスが公募前でに96%近い株式を保有しており市場に出る枚数が少なく、株価を下げさせる要因のひとつであるベンチャーキャピタルも見当たりません。

ちなみに上位の顔ぶれは持ち株会と経営陣であと2%ぐらいを持っています。ここに名前の上がっている方を検索するとUSENの元部長や役員のようですので宇野氏と共にU-NEXTの成長にコミットしている人たちと推察できました。

宇野氏および経営陣が売却する理由は特になさそうですが、既に、ロックアップは解除されていますので今後は様子を見てみましょう。

肝心の事業を見てみよう

ユーネクスト売上構成比
まず、ユーネクストの事業は「コミュニケーションプラットフォーム事業」と「コミュニケーションネットワーク事業」に別れます。

コミュニケーションプラットフォーム事業

ユーネクスト事業紹介1

Huluなどが競合であるビデオオンデマンド(VOD)を展開するのがこの事業です。

ここに宇野氏の真骨頂が出ていると思うのですが、USENで培ったコンテンツの調達力が見て取れます。

“権利モノ”を調整出来る人間は限られます。コンテンツを持っている方の発言力が強いのでコスト先行で低い粗利になりがちだったり、権利関係の処理が複雑な為です。

そこは元エイベックスの取締役でGyaoやUSENでの経験豊富な宇野氏の力によるところが大きいと思います。事前にUSENで権利関係を調整した後に同社がスピンアウトされたというのも、もちろんあるでしょうが。

OEMでUQやイオン、エディオンなどへの卸売り、代理店としてNTT東西など販売網があるのも良いですね。彼らが自社商材を販売する際に勝手にバンドルで売ってくれますので損益分岐点を超えればあとはチャリンチャリンと毎月利益が詰み上がって行きます。

コミュニケーションネットワーク事業

ユーネクスト事業紹介3

MVNO事業はここの事業に属しているようです。

同社が取り上げられるのもMVNO関連としてが多いですが、現在の収益の大半はNTTの販売代理店によるものであると推察されます。同社の二宮氏によると、Bフレッツの販売代理店での販売数は、あの光通信に次いで2位。月間3万件のようです。

普通の代理店でしたら評価は低くしたいのですが、ここは自社ISP(with Unet)とVODがありますので、光回線を販売する際に自社ISPとVODがセットで販売できれば、他の代理店よりは収益性が良いと思われます。(ただし、低シェア)

MVNOについては、フリービットのMVNEで展開をしており、9月末時点の契約者数は約5万人のようです。ちなみに最近はフラッグショップを運営していることと、使い放題LTEの展開により足元の加入者数は倍速で加速しているようです。(参考:IT MEDIA

期待は光回線のNTT卸売り

ユーネクスト5
他のMVNOと違うのは、「コンテンツを自社で持っている」「かなりの販売網が既にある」という2点です。この両方があるMVNOはあまり多くありません。CATVやプロバイダを持っている固定事業者ぐらいのものでしょう。特にコンテンツの追随は簡単ではありませんね。

この月に3万のBフレッツを販売できる販売網を利用して、フレッツに自社商材をバンドルさせての販売とOEMでの提供による3万の販売網以外での販売で自社サービスのユーザーを拡大させていると思われます。

NTTの光回線の卸に参入するか?

ユーネクスト6
最後に同社の動向で注目しているのは、来年NTTが開始する光回線の卸売りに参画するかどうかです。

これまではNTTは回線を直接エンドユーザーに提供し。ISP事業者はその回線にISPを提供するというやり方をしておりましたが、卸売りになると光回線をISP事業者に卸売り。ISP事業者は回線とセットでユーザーに提供出来るように成ります。

NTTは卸ですので、エンドユーザーへの請求額より安い価格でISPに卸売りします。つまり、ISP事業者はその差額分、利幅が増える可能性があります。(報道を見るとまだ未定の部分も多そうですが)

これが開始された場合、既に販路を持っているというのは最大限活かされる訳です。

ということで、他のMVNOよりもいろいろ施策の打ちやすい同社に期待しております。

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