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日本電産の永守重信社長をヒントに次のテンバガーを探す

日本電産の永守重信社長をヒントに次のテンバガーを探す

日本を代表する社長と言えば!?と聞かれたら皆さんはどんな方を思い浮かべますか?産業能率大学が毎年発表している「社長が選ぶXX年の社長」で毎年上位入賞するソフトバンクの孫氏やユニクロの柳井氏、トヨタの豊田氏などが思い浮かぶでしょうか。

その中で、ここ数年順位を伸ばしているのが日本電産の永守重信社長です。

永守社長と言えば、歯に衣着せぬもの言いの浪花節が有名ですね。一度ゲストで講演されていた講演を聞きましたが大変面白い方で、そのまましゃべり手になれるのではないかというぐらい、話の面白い方で、私が尊敬する経営者の一人です。

M&A戦略で10バガー

1973年、京都市の片隅の民家にある小さなプレハブ小屋で4人で創業した日本電産。上場も1988年と歴史は古く、2015年売上1兆円を超える大企業です。

しかし意外にも15年前の2000年時点の売上高は1,700億円前後と現在の1兆円企業からは、かなり遠いものでした。しかしM&Aを中心に15年で大きな成長を遂げ、株価は投資家なら誰もが憧れるテンバガー(10倍)を達成しています。

M&A戦略で勝つ秘訣は「詰め物」が大事

日本電産1

【img via 日本電産HP

1984年に初めてアメリカのトリン社を買収して以降、2015年夏時点で42件のM&Aを行っている日本電産(参考:日本電産HP M&Aの歴史)ですが、永守氏はそれらが「100%成功」だったとブルームバーグのインタビューで答えています。

同社のM&A戦略は一貫していて、規模の追求よりも「技術力」を買うということに特化しています。製品を作って行く上で、自社に必要な技術をM&Aで補って行くというもの。

日本電産の永守重信会長兼社長は7月22日の4~6月期決算説明会で、M&Aを城の石垣にたとえて、こう言っている。「大きな石を積み上げるだけでなく、間に小さな石を詰める『詰め物』が大事。詰め物を買わずに大きな石を載せると収益はなかなかあがらない。500億円の会社を買って、次に50億円の詰め物を買うと、1000億円の価値が出る。詰め物を忘れずに買うことがM&Aで連戦連勝するための秘訣だ」

<中略>

「大きな石」大型M&Aと「詰め物」小型M&Aを組み合わせる、日本電産流のハイブリッドなM&A戦略である。永守会長兼社長は「年内に5~6社の詰め物を買った後、大きな石を買う」と話している。(引用:エコノミックニュース

買収先を変える永守流M&Aの手法(意識改革)

日本電産2

【img via 「太陽よりも熱い男」

同社のHPでは日本電産の創業からM&Aでの成功までを収めたマンガが無料でDLできます。是非ご覧いただきたいのですが、これによると日本電産がM&A後に行っている再生手法というのは、シンプルです。

1,買収先の従業員の雇用は維持
2,再生するブランドは維持
3,社員の意識を改革する(3Q6S)

日本電産が意識改革に用いる「3Q 6S」とは?

このように、日本電産は買収先の変革により、買収先の企業を再生させた上で、本業へのシナジーを最大化し業績を伸ばして来ました。その改革に必要な「3Q 6S」について確認しておきましょう。

■3Q

良い社員(Quality Worker)
良い会社(Quality Company)
良い製品(Quality Products)

■6S


整理(SEIRI)
整頓(SEITON)
清潔(SEIKETSU)
清掃(SEISOU)
作法(SAHO)
躾(SHITSUKE)

当たり前のことですが、バカに出来ない事だという事がわかります。先日のブルームバーグのインタビューからその一旦が見えましたので、引用しておきます。

M&Aで永守流の意識改革は多くの場合、買収した企業の従業員を集めて問題点を指摘することから始まる。意識改革の具体例として、03年に赤字に苦しんでいた老舗モーターメーカー、三協精機製作所(現日本電産サンキョー)を買収後に調達部門の担当者を集め、こんなやり取りを交わしたという。

「この部品を一体いくらで買っていますか」との質問に「100円です」との返事があると、「それは高いと思うか安いと思うか」と続ける。「非常に安く買っていると思う」との回答に、永守氏はその場で自社の同じ部門に電話して、日本電産は80円で調達し、まだ引き下げの必要があると話させる。会話はスピーカーで室内に流れ、2割高以上で買っていたと知った三協の担当者はうなだれるばかりだったという。(引用:ブルームバーグ

まとめ

日本電産から学ぶ10バガー探しとしては以下のようにまとめたいと思います。

1,本業とのシナジーが高い事業を開始もしくは買収していること
2,その買収や新しい事業で売上の伸びが加速していること
3,コストコントロールがしっかりしていること

今回、参考にさせてもらった本はこちらです。

eye catching:img via 日本電産HP

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