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そーせいは割高か割安か?

そーせいは割高か割安か?

アキュセラの治験失敗もあり、本日私のTwitterのTLはバイオ、中でもそーせいの話題で持ちきりでした。おそらく数年後に振り返った時に役立つかなと思い、タイムカプセル的な意味も込めて本日記したいと思います。

なお、私は本日時点ではそーせいホルダーですが、いわゆるTL上の言葉を借りれば”信者”というほどではなく、一定程度ホルダーでない方の意見には同調しております。また億トレの方々のように成果を残していない弱小投資家の戯言となりますので、予めご了承ください。

議論にならない理由

サラリーマン30

そーせい株について、他の株と大きく異なると私が思うのがTL上の意見が大きく分かれている点です。

TLではある程度成果を残されている方が残っていると思っておりますが、そういった凄腕の投資家さんの間でも議論が分かれております。

理由をいろいろ考えたのですが、おそらく前例のない企業であることや織り込んでいる範囲が人により異なりすぎることが要因ではないか、というのが私の意見です。

大きく分かれる”論点”

そーせいは割安割高1

双方の意見についてTLで見かけたものをざっと並べてみました。まずそーせいに否定的な方の意見。これはごもっともだと思います。ホルダーの私ですら、この意見は常に懸念しており進捗を見ているところです。

一方で、このような懸念はすべての株に通じる部分であります。

例えば主力の商品のリコールやライセンス販売の停止、カリスマ的なリーダーを有する企業のお家騒動などはどの企業でも起こりうる問題です。最近別の企業でもニュースになったりしている問題であり、そーせいだけに言える話ではありません。

事業の不確実さも同様です。例えばスマホの登場で日本のメーカーはほとんど駆逐されました。でもiPhone登場の時に各社は”スマホは日本のケータイには劣るから問題無い”と断言しました。新しい未知の技術は評価が難しいのです。

このように、どのような事業にも一定の不確実性は有しております。もちろんバイオという特性上、他の事業よりもその確率が高いことは否定できません。

企業の価値をどこで見るか

サラリーマン31
もう一方で企業の価値をどこで見るかという点。これもホルダー内でも濃淡があるのかなと思います。ホルダーの意見はこんなところでしょうか。

1,STAR技術自体を評価しそれ自体が現在の時価総額でも安い
(海外の事例で同じような企業8,000億近い買収が成立している)

2,パイプラインに最大額が4,000億以上あり、これを全部(一部)織り込んでいる

3,既存で承認されている薬を上市させた実績とロイヤリティだけで安い

4.今期の業績だけでもバイオ企業としては十分割安

5.1~4のいくつかもしくは全部を織り込んで割安

どれが正しいかというのは、現時点で正解はわかりません。全部肯定される可能性も否定される可能性も残っています。これには過去に類似した企業が少ない(ない)ことや、新しい技術が評価されているという複数の理由があるかなと。

おそらく、ホルダーですら織り込んでいる範囲がかなり違うと思いますので、ホルダー間ですら意見が分かれる事がある点については否定派の方にも留意いただきたいところです。

このような議論で類似例をあげるとしたらベンチャー企業のM&Aが近いのかなと。

業績はついて来ていないが、可能性のあるベンチャー企業のM&Aって正しく企業査定できるわけもなく、技術や顧客、ビジネスモデルなどを不確実なものが、業績以上に企業価値に織り込まれます。

買収が後から割安だった事例ものれんを減損した事例。どちらも投資家ならよく見ていますよね。

(事例)チケットキャンプ

そーせいは割安割高3(フンザ)
そーせいは割安割高2(フンザ)

【img via mixi IR

2015年3月、mixiがチケットの流通アプリである”チケットキャンプ”を運営するフンザ社を115億円で買収しました。フンザ社は急成長しているものの当時の流通総額は100億にも満たない、前期の売上900万円の会社でした。(買収した期は売上5億、営業利益1億程度を見込んでいた)

これは当時”高い”という意見や”成長性を考慮すれば妥当”という値段が分かれたM&Aだったと記憶しております。またチケットの2次流通という前例のないビジネスでもありました。しかし直近のmixiのIRからの同社の実績を見ると、今日時点ではある程度の妥当性を有しているという意見の方が多いでしょう。

そーせいは割安割高4(フンザ)

【img via mixi IR

この115億という値付けは先ほどの不確実性はあるが価値のあるものをどこかまで織り込んだ価格であり、こう言った不確実性でも優れた技術やビジネスモデルは企業査定の際に、織り込まれてしかるべきと言えます。

結論:そーせいの割安・割高の判断は難しい

そーせいについてこの議論を140文字でするのは困難。

これだけ長文を書いておいて元も子もないですけど。

というのも企業の正しい査定なんて専門家同士でも意見が分かれるものです。我々個人投資家ですら、例えばPER10倍企業に対して、高い安いでも議論が分かれるのですから、そーせいように判断のポイントが多く不確実性も多分に有する企業の判断はやっぱり難しいと思います。

ホルダーも否定派も注目度が高い銘柄である分、ある種”意地”になっている部分もあると推察しますが、この銘柄は日本市場に上場している3,500分の1にしか過ぎませんので必要以上に固執する必要もないのではないでしょうか。

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