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個人投資家に人気の飲食・外食銘柄は売上200億円の壁を破れるか

個人投資家に人気の飲食・外食銘柄は売上200億円の壁を破れるか

個人投資家の多くが通る道として、外食産業銘柄への投資が挙げられるのではないでしょうか。当ブログにお越しいただく方は一度は外食産業への投資経験があるのではないでしょうか。そしてそれぞれ投資した銘柄から気づきを得ているのではないでしょうか。

私に取って外食産業銘柄で多くの気づきを与えてくれたのがダイヤモンドダイニングです。(余談ですが、同社に投資していた時に、いちよし証券のレーティングの変更があり大きな利益を得たりもしました。)

そのダイヤモンドダイニングの代表である松村氏の2012年のインタビューは多くの気づきを与えてくれましたので紹介します。

 「実をいうと、外食産業には“200億円限界説”という通説があるのです。当社を含め、売上が200億円台の外食企業というのは、どこも壁に突き当たっています。ここまでは順調に伸びても、この先が続かない。既存店の売上が落ち始め、立て直しが必要になり、その手当てをしているうちに、他の店も勢いを失ってしまうからです。だからこそ、なかなか200億円台を突破できず、縮小していくこともあります。うちも同じ。この壁をぐっと乗り越えないと、企業として成長できません。現状で満足していてはいけないのです」。(引用:ぐるなびPro「限界を突き抜けグローバル企業へ飛躍」

ベンチャー企業などでも似たことが言われまして、「30名の壁」だとか「50名の壁」だとか言われ、社長(多くの場合創業者)のマネジメントが行き届く限界を超え、人にマネジメントを任せる段階での難しさであったり、マネジメントできる人材が不足するというのはよく耳にします。

おそらく業界や規模・商慣習ごとに一定の壁が存在するのは事実と言って差し支えないでしょう。

事例:APカンパニー

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【img via DeNA 2016年度3月期決算説明会資料

数年前、個人投資家に人気銘柄であったAPカンパニーも200億円の壁にぶつかっている企業の一つです。2015年度までは2桁増収・2桁増益を続けていましたが、2016年度は既存店の落ち込み&新規出店のコストもあり、初めて減益決算となりました。そして、それはちょうど200億円を超えた年だったのです。

先の松村氏のインタビューにもありますが、1つのブランドで展開規模としてちょうどいいのは20店舗ぐらいで、それ以上はカニバリが生じることを示唆しています。

実際はAPカンパニーは100店舗を超えるまでは順調でしたので、画一的に20店舗以上はカニバリとは言いませんが、飲食業界に投資する際は、自社カニバリは想定しておかなければなりません。

ちなみにAPカンパニーの少し前にメディアなどに出ていた「ステーキけん」のエムグラントフードサービスも第3期売上19億、第4期売上47億、第5期売上165億、第6期売上225億と順調に伸ばした後、6期以降既存店売上が苦戦していることを同社社長がブログで触れておりました。

現在人気の外食銘柄はこの壁を乗り越えらえるか!?

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バルニバービとヨシックスは現在個人投資家に人気のある方の銘柄ではないでしょうか。まだ200億までは先がありますが、現在の成長スピードだと次の期、もしくはその次の期には視野に入ってくる数字です。その時にこの2社は乗り越えらえるでしょうか。

居抜きやマルチブランド、個店主義など、その時流に合わせた営業戦略を打った会社が台頭します。この2社もそれぞれ”バッドロケーション戦略””建築部隊の内製化・地元主義”など特色のある会社です。この2社が今後どのような運命を辿るのか。ノーポジながら見守りたいと思います。

最後に余談ですが、毎年堅実に伸びるクリエイツ・レストランはやはり異質ですね。。。

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