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いきなりステーキの肉マイレージは経営を変える?

いきなりステーキの肉マイレージは経営を変える?

いきなりステーキが好調です。同事業を運営するペッパーフードサービスが先日上方修正を発表するなど、同社の成長を牽引しております。

いきなり〜が好調な要因の一つに肉マイレージが欠かせないと思っておりますが、あまりそれに現有した記事を見ませんので本日は肉マイレージについて触れてみたいと思います。

肉マイレージでの取り組みは、もはや経営を変えると言っても過言ではないレベルです。実は私は肉マイレージの凄さに気がついて提供元のバリューデザインで被弾した黒歴史(参考:バリューデザインのいきなりステーキ事例)・・・・がありますがそれは置いておいて、今回は肉マイレージで得られるものについて考えたいと思います。

肉マイレージとは?

肉マイレージ

【img via いきなりステーキ

まずは肉マイレージおよびいきなりステーキのアプリについて簡単に触れます。端的に肉をどれだけ食べたかという記録が残るカードです。飛行機のマイレージを意識しており、一定の購買が伴えばグレードが上がりお得な特典を得られます。

肉マイレージ2

アプリとカードを連携させると、アプリ内で現在の食べた重量や順位を閲覧することができます。また最近アプリからチャージができるようになり、いきなりステーキを利用する人からすると決済も便利になりました。

ここまでは割とよくある仕組みでありよくある事例です。ただし、航空会社や会員ビジネスが成立している小売ではよく見るこの事例ですが、飲食店というカテゴリーでここまでの仕組みを作った事例はあまり耳にしたことがありません。

近しい仕組みでは塚田農場を展開するAPカンパニーが来店回数に応じ役職が上がるという制度を取り入れ成功していましたが、同社といきなりステーキでの決定的な差異として「ITの力を活用したかどうか」が挙げられます。

肉マイレージが可能にしたこと。しそうなこと。

肉マイレージ3

同社がこれから記載することをやっているという裏は取っていませんが、一般論としてこれだけのデータを持っていれば、やるだろうなということを見ていきましょう。

まず、肉マイレージで取得できる情報は

・年齢
・来店情報
・来店頻度
・来店場所
・平均購買量
・チャージ額

※あと多分性別もPOSで取っていると思います。

です。これが解ると事業戦略を全てデータを元に進めることができます。

チャージが可能にしたこと

まずチャージによって得たもの。これは前受金によるキャッシュフローの改善だけでなく、より高い売上の見込みが立ちますので肉の仕入れなどの判断をより早いタイミングで予想できます。もちろん来店頻度や平均購買量をクロスさせればより高い精度で可能になります。

来店場所や時間帯の情報をそれにクロスさせればスタッフの配置や店舗への肉の配送もより効率的に行えます。よりロスの少ない効率的な経営が可能になります。

マーケティング面

次に効果的なマーケティングです。既に既存でカード会員が168万(2017/5時点)おりますので既存顧客への販促についてはこのアプリやカードを軸に展開することでロスの少ない施策が可能ですし、このカードによりより正確な効果測定も行えます。

一例としてはチャージに対するボーナスをつけると言ったものがあります。これはおそらく来店頻度が高いユーザー向けへのマーケティングでしょう。マス広告や紙を用いたクーポンよりロスが少ないのは明確で多少チャージに色をつけても、確度の高い売上予測が得られますのでそれを根拠に先に述べた経営の効率化が出来ればその多くのコストは吸収出来るでしょう。

ソーシャルゲーム的要素のあるランキング

肉マイレージ4

このアプリは経営効率化だけでなく、ソーシャルゲーム要素を取り入れているのも好調の要因の一つです。

アプリ内にはランキングを競う欄があり、上位層は熾烈な争いを繰り広げています。すでに168万人のカード利用者(2017/5時点)がおり作り上げたコミュニティは大きくなっています。コミュニティが広がればその中で上位を取るための課金額は比例して大きくなりますので今後も出店によるユーザー数の増加により上位入賞のハードルが上がることが予想されます。

当然ですが既存店への既存ユーザーの高頻度の来店は一般論として飲食店の大きな利益の源泉になります。

データを取るだけならTポイントの加盟店になればできますが、自社サービスでユーザーに競争をさせる仕組みを取り入れ、可視化したのは秀逸と言えます。

肉マイレージはパクれるか?競合は現れるか?

外国人虫眼鏡

最後に、”肉マイレージを他の飲食業はパクれるか?”ですが、結論を申し上げますとバリューデザインの仕組みを用いていますので、リピート率や経営効率を高める手段としてパクることは可能でしょう。

ただし、ステーキ店に限れば、単純なステーキ店舗の展開だけであれば競合の出現も十分予測できました数年前の状況から、ある程度アプリやカードで”肉食者”を囲い込んだ現在の同社のユーザーをリプレイスするには、通常よりも一手間がかかります。そのため、肉単一ですでに大きな資本側になっている同社が「肉×マイレージの仕組み」と差別化できている状況を踏まえると、対抗できる会社は限られると思います。

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